
ホームページの管理で気をつけたいこと
ホームページは、公開したら終わりではありません。
PHPやWordPressの更新のほかにも、契約や連絡先、表示やフォームなど、確認しておきたいことがあります。
この記事では、ホームページ全体の管理で気をつけたいポイントと、確認の目安をまとめました。
1.管理で気をつけたいのは6つ
ホームページの管理で、まず気をつけたいのは次の6つです。
| ポイント | 確認すること |
|---|---|
| ドメイン | 期限、自動更新、登録している連絡先 |
| サーバー | 契約の期限、支払いの方法、管理画面に入れる人 |
| SSL(https) | 「保護されていない通信」と表示されていないか |
| お問い合わせフォーム | 送ったメールが、きちんと届くか |
| 掲載している内容 | 営業時間や料金、連絡先が古くなっていないか |
| スマートフォンでの見え方 | 表示が崩れていないか、読み込みが遅すぎないか |
あわせて、これらを「誰が管理しているか」を書き出しておくと、困ったときに慌てずに済みます。
2.公開したあとに問題が起きる理由
ホームページの問題は、作ったときではなく、公開してしばらくたってから起きることがよくあります。
たとえば、支払いに使っていたクレジットカードの期限が切れて、ドメインの更新が止まる。担当者が替わって、登録していたメールアドレスに届いた期限のお知らせを誰も見ていない。サーバーの設定が変わって、お問い合わせフォームのメールが届かなくなる。どれも、ホームページの画面を見ているだけでは気づきにくいものです。
こうした問題が起きると、ホームページが表示されなくなったり、お客さまからの連絡を受け取れなくなったりします。古い情報が載ったままだと、お店や会社への信頼にも関わります。
ホームページの多くの問題は、決まった項目を、決まった時期に確かめることで防げます。
3.ポイントごとに確認すること
1. ドメインの期限と連絡先
ドメイン(ホームページの住所)は、期限までに更新しないと使えなくなります。使えなくなると、ホームページが表示されないだけでなく、そのドメインのメールも届かなくなります。
- 自動更新になっているか
- 支払いに使っているクレジットカードの有効期限が切れていないか
- 登録しているメールアドレスで、今もメールを受け取れるか
- 誰の名義で契約しているか(制作会社の名義のままだと、引っ越しのときに手続きが必要になることがあります)
2. サーバーの契約
サーバーも、契約の期限や支払いの方法を確認しておきましょう。あわせて、誰が管理画面に入れるのかも把握しておくと安心です。使っていないサーバーの料金を払い続けている場合は、中身を確認したうえで整理を検討しましょう。
3. SSL(https)の状態
SSLは、ホームページとの通信を暗号化する仕組みです。SSLの証明書には期限があります。多くの場合は自動で更新されますが、設定の変更やサーバーの引っ越しをきっかけに、更新が止まってしまうこともあります。ブラウザで「保護されていない通信」などと表示されていないか、ときどき確認しましょう。
4. お問い合わせフォームとメール
お問い合わせフォームは、設定の変更やサーバーの更新をきっかけに、知らないうちに届かなくなることがあります。迷惑メールに振り分けられている場合もあります。月に1回程度、自分でフォームから送ってみて、きちんと届くか、自動返信が届くかを確認しましょう。

5. 掲載している内容
営業時間、定休日、料金、住所、電話番号などが古いままになっていないか確認しましょう。お店や会社の情報を変えたときに、ホームページも一緒に直す習慣をつけておくと安心です。
6. スマートフォンでの見え方
ホームページを見る人の多くは、スマートフォンを使っています。パソコンだけでなく、自分のスマートフォンでも実際に開いて、表示が崩れていないか、読み込みが遅すぎないかを確かめましょう。
誰が何を管理しているかを書き出す
担当者が替わったときや、困ったときに慌てないよう、次のことを一覧にしておくと安心です。
| 項目 | 書き出しておくこと |
|---|---|
| ドメイン | 契約先、名義、期限 |
| サーバー | 契約先、プラン、期限 |
| WordPressなど | 管理画面のURL、管理者になっている人 |
| メール | 使っているメールアドレスと、設定している場所 |
| 制作・管理の担当 | 連絡先と、お願いしている範囲 |
※パスワードそのものは一覧に書かず、パスワード管理のアプリなど、安全な場所に保管してください。
4.確認の目安
どのくらいの頻度で確認すればよいかの目安です。ホームページの規模や使い方に合わせて調整してください。
| 頻度 | 確認すること |
|---|---|
| 月に1回 | お問い合わせフォームのテスト送信、スマートフォンでの見え方、「保護されていない通信」と出ていないか |
| 情報が変わったとき | 営業時間、料金、住所、電話番号などの掲載内容 |
| 1年に1回 | ドメインとサーバーの期限・支払いの方法・連絡先、管理の一覧の見直し |
WordPressを使っている場合は、更新やバックアップの確認も必要です。WordPressのセキュリティ対策で紹介しています。
5.よくある質問
ドメインの期限が切れてしまったら、どうなりますか?
ホームページが表示されなくなり、そのドメインのメールも届かなくなります。期限が切れてからも、しばらくは更新できる期間が設けられていることがありますが、扱いはドメインの種類や登録している会社によって異なります。気づいたら、すぐに登録している会社に確認しましょう。
ドメインが制作会社の名義になっています。問題ですか?
すぐに問題になるわけではありません。ただし、制作会社を変えるときや、連絡がとれなくなったときに、手続きが複雑になることがあります。名義を自分(自社)に変えられるか、相談しておくと安心です。
SSLは自動で更新されるはずなのに、期限が切れてしまいました。
サーバーの引っ越しや、ドメインの設定の変更をきっかけに、自動の更新が止まることがあります。サーバーの管理画面で、SSLの設定の状態を確認しましょう。
お問い合わせフォームのメールが届きません。
まず迷惑メールのフォルダを確認しましょう。それでも見つからない場合は、フォームの送信先のメールアドレスや、サーバーのメールの設定を確認する必要があります。
ここに書いてあることを、全部自分でやらないといけませんか?
すべてを自分でおこなう必要はありません。ただ、誰が何を管理しているかは、自分で把握しておきましょう。続けるのが難しい場合は、管理を任せることもできます。
6.まとめ
ホームページの管理で気をつけたいのは、ドメイン、サーバー、SSL、お問い合わせフォーム、掲載している内容、スマートフォンでの見え方の6つです。
- ドメインとサーバーは、期限・支払い・連絡先を確かめる
- お問い合わせフォームは、月に1回は自分で送ってみる
- 掲載している内容は、情報が変わったときに一緒に直す
- 誰が何を管理しているかを、一覧にしておく
まずは、ドメインとサーバーの契約先と期限を書き出すところから始めてみましょう。
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7.自分のホームページを確認する
何から確認すればよいか分からない方は、まず無料チェックをお試しください。ホームページのURLを入力すると、公開情報から確認できる範囲で、サイトの状態をチェックできます。
※無料チェックで確認できるのは、外部から見える公開情報の範囲です。サーバー内部の設定や、すべての弱点を確認できるわけではありません。結果は、ホームページ全体の安全性を保証するものではありません。ご自身のサイト、または管理者の了承があるサイトでご利用ください(利用規約)。
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