WordPressのテーマを変更する方法と注意点
WordPressのデザインを変えたいとき、テーマを変更することがあります。
管理画面のボタンひとつで変えられますが、準備をせずに変えると、レイアウトが崩れたり、機能が使えなくなったりすることがあります。
この記事では、テーマを変更する手順と、変える前に確認したいことを解説します。
1.変える前に、バックアップと確認を
テーマを変更するときは、次の順番で進めると安心です。
- 01バックアップを取る
ファイルとデータベースの両方を保存し、元に戻せるようにします。
- 02変わることを確かめる
今のテーマで設定したもののうち、新しいテーマに引き継がれないものを確認します。
- 03見た目を試す
「ライブプレビュー」で、公開する前に新しいテーマでの見え方を確かめます。
- 04有効化して確かめる
テーマを有効化し、主なページ、スマートフォン、フォームを確認します。
2.準備なしで変えると困る理由
テーマを変えても、記事や固定ページの文章、画像はそのまま残ります。一方で、メニューの位置、ウィジェット(サイドバーなどに置く部品)の配置、テーマ独自の機能で作った部分などは、新しいテーマに引き継がれないことがあります。
また、今のテーマのファイルを直接書き換えて調整していた場合、その調整は新しいテーマには反映されません。気づかずに変えると、公開しているホームページの表示が崩れたまま、人に見られてしまうことになります。
テーマの変更は、何が引き継がれて、何が引き継がれないかを確かめてからおこないましょう。
3.変更の手順と、よくあるトラブル
テーマを変更する手順
管理画面の「外観」→「テーマ」を開きます。新しいテーマを入れる場合は「新規追加」から探して、インストールします。テーマの上にある「ライブプレビュー」を押すと、公開しているホームページを変えずに、見た目を確認できます。問題がなければ「有効化」を押します。
※使っているテーマの種類(ブロックテーマなど)によって、管理画面の項目や、デザインを調整する画面が異なります。
引き継がれないことがあるもの
| もの | 確認すること |
|---|---|
| メニュー | 表示する場所を、新しいテーマで設定し直す |
| ウィジェット | サイドバーなどの配置を、設定し直す |
| テーマ独自の機能 | その機能で作ったボタンや表などが、そのまま表示されていないか |
| テーマに書き足した調整 | 子テーマやCSSで調整していた内容を、新しいテーマでどうするか |
よくあるトラブルと対処
| 起きること | 対処 |
|---|---|
| レイアウトが崩れる | 新しいテーマの設定で、配置を整える。直せない場合は元のテーマに戻す |
| 「[」で始まる文字がそのまま表示される | 前のテーマの独自機能(ショートコード)が残っている。書き換えるか、同じ機能を用意する |
| 管理画面に入れなくなった | サーバーの管理画面などから、テーマのフォルダの名前を変えると、元の状態に戻せることがある |
※公開しているホームページで試すのが不安な場合は、テスト用の環境で先に試すのが安心です。
4.よくある質問
テーマを変えると、記事は消えますか?
記事や固定ページの文章、画像は消えません。ただし、表示のされ方や、テーマ独自の機能で作った部分は変わることがあります。
前のテーマに戻せますか?
前のテーマを削除していなければ、「外観」→「テーマ」から、もう一度有効化すると戻せます。メニューなどの設定は、戻したあとに確認しましょう。
古いテーマは、削除した方がよいですか?
新しいテーマで問題がないことを確かめたら、使っていないテーマは削除しておくのがおすすめです。使っていなくても、弱点が残ることがあるためです。
テーマを変えると、検索の順位に影響しますか?
ページの内容やURLが変わらなければ、大きな影響はないことが多いです。ただし、見出しの作りや表示の速さが変わると、影響が出ることもあります。
5.まとめ
WordPressのテーマは管理画面から変更できますが、バックアップを取り、何が引き継がれないかを確かめてから変えることが大切です。
- 変える前に、ファイルとデータベースのバックアップを取る
- ライブプレビューで、公開前に見た目を確かめる
- メニュー、ウィジェット、独自機能は、設定し直しが必要なことがある
- 変えたあとは、スマートフォンとフォームも確認する
まずは、今のテーマで設定しているメニューやウィジェットを書き出しておきましょう。バックアップの取り方は、WordPressのバックアップを取得する方法で解説しています。
テーマの変更で表示が崩れた、元に戻せないなどで困っている場合は、浅草Web屋にご相談ください。