WordPressの表示速度を改善する方法
WordPressのホームページの表示が遅い。
そう感じても、何が原因なのか、どこから手を付ければよいのか分からないことも多いと思います。
この記事では、表示速度の測り方と、見直す順番を解説します。
1.測ってから、効果の大きいところから直す
表示速度の改善は、まず測って原因を確かめ、効果の大きいところから見直すのが近道です。
- 01測る
PageSpeed Insights などで、表示の速さと、遅くしている原因を調べます。
- 02画像を軽くする
大きすぎる画像を小さくし、圧縮します。
- 03プラグインを整理する
使っていないものや、重いプラグインを見直します。
- 04キャッシュを使う
ページを保存しておいて、すばやく表示できるようにします。
- 05PHPとサーバーを見直す
新しいPHPのバージョンや、性能の合ったサーバーを使います。
2.表示の速さが大切な理由
ページが表示されるまでに時間がかかると、見に来た人は待ちきれずに離れてしまうことがあります。とくにスマートフォンで、通信が遅い場所では差が大きくなります。
また、Googleは、表示の速さや使いやすさに関する指標(Core Web Vitals)を、ページの体験を評価する要素のひとつとしています。
WordPressは、ページを開くたびにデータベースから情報を取り出してページを組み立てるため、画像やプラグイン、サーバーの性能によって、表示の速さが大きく変わります。
やみくもに直すのではなく、測って原因を確かめてから直すと、手間をかけずに効果を出せます。
3.見直すポイント
1. 表示速度を測る
PageSpeed Insights にホームページのURLを入れると、スマートフォンとパソコンそれぞれの表示の速さと、改善できる点が表示されます。使い方は、PageSpeed Insightsの使い方で解説しています。
2. よくある原因と見直し方
| 原因 | 見直し方 |
|---|---|
| 画像が大きい | 表示する大きさに合わせて小さくし、圧縮する。WebPを使う |
| プラグインが多い・重い | 使っていないものを削除し、重いものは代わりを探す |
| キャッシュを使っていない | キャッシュのプラグインや、サーバーのキャッシュの機能を使う |
| PHPのバージョンが古い | サポートが続いている新しいバージョンに上げる(事前に動作を確かめる) |
| テーマが重い | 動きの多いテーマや、使わない機能の多いテーマを見直す |
| サーバーの性能が足りない | プランやサーバーの見直しを検討する |
3. 直したら、もう一度測る
ひとつ直すたびに、もう一度測って、効果を確かめましょう。いくつも同時に変えると、どれが効いたのか、どれが問題を起こしたのかが分からなくなります。
※キャッシュのプラグインやPHPのバージョンの変更は、表示の崩れなどの原因になることもあります。変える前には、必ずバックアップを取りましょう。
4.よくある質問
PageSpeed Insights の点数は、何点を目指せばよいですか?
点数は目安です。点数だけを追うよりも、表示の速さの指標と、改善できる点を見て、実際に見る人が待たされないかで判断しましょう。
キャッシュのプラグインは、入れた方がよいですか?
効果が出ることが多いですが、サーバーにキャッシュの機能がある場合は、重ねて使うと問題が起きることもあります。サーバーの機能を先に確かめましょう。
サーバーを変えれば、速くなりますか?
原因がサーバーの性能にある場合は、効果が出ます。画像やプラグインが原因の場合は、サーバーを変えても大きくは変わりません。
パソコンでは速いのに、スマートフォンだと遅いです。
スマートフォンは、通信や端末の性能の影響を受けやすいため、遅く感じやすくなります。画像を軽くするなど、ページそのものを軽くすることが効果的です。
5.まとめ
WordPressの表示速度は、まず測って原因を確かめ、画像、プラグイン、キャッシュ、PHPとサーバーの順に見直すと、効果を出しやすくなります。
- PageSpeed Insights で、表示の速さと原因を調べる
- いちばん効果が出やすいのは、画像を軽くすること
- ひとつ直すたびに、もう一度測る
- 変える前には、必ずバックアップを取る
まずは、PageSpeed Insights で、トップページの表示の速さを測ってみましょう。画像の軽くし方は、WordPressの画像サイズを最適化する方法で解説しています。
表示が遅い原因が分からない場合は、浅草Web屋にご相談ください。原因を調べて、直し方を整理します。