SVGとは?PNGやJPEGとの違いと使い分け
ホームページで使う画像には、JPEG、PNG、SVGなど、いくつかの形式があります。
どれを使えばよいのか迷う方も多いと思います。
この記事では、SVGとは何か、PNGやJPEGとの違いと、使い分けを解説します。
1.SVGは、拡大してもぼやけない画像
SVGは、画像を「点の集まり」ではなく、「線や形の計算式」で表す形式です。そのため、どれだけ拡大しても、ぼやけたり、ギザギザになったりしません。
| 形式 | 特長 | 向いている画像 |
|---|---|---|
| JPEG | 写真のように色の多い画像を、小さな容量で保存できる。透明にはできない | 写真 |
| PNG | 色の少ない画像をきれいに保存できる。背景を透明にできる | スクリーンショット、透明が必要な画像 |
| SVG | 拡大してもぼやけない。シンプルな図なら容量が小さい | ロゴ、アイコン、図形 |
| WebP | JPEGやPNGより容量が小さくなりやすい。透明にもできる | 写真やイラスト全般 |
2.使い分けが大切な理由
JPEGやPNGは、決まった数の点(ピクセル)で画像を表します。小さな画像を大きく表示すると、ぼやけてしまいます。高精細な画面のスマートフォンでは、とくに目立ちます。
SVGは、計算式で形を表すため、どんな大きさで表示してもくっきり見えます。ただし、写真のように色や形が複雑な画像は、SVGで表すことはできません(できても容量がとても大きくなります)。
ロゴやアイコンはSVG、写真はJPEGやWebPと使い分けるのが基本です。
3.SVGの使い方と注意点
SVGの使い方
<img src="logo.svg" alt="浅草Web屋" width="160" height="40">
ふつうの画像と同じように img タグで使えます。HTMLの中に直接書くと、CSSで色を変えることもできます。
注意点
- 外から入手したSVGには、不正なプログラムが入っていることがある(信頼できる入手先のものを使う)
- WordPressは、初めの設定ではSVGのアップロードを受け付けない(安全のため)
- 複雑な絵をSVGにすると、かえって重くなる
- alt属性で、画像の内容を伝える
ほかの形式を選ぶ目安
| したいこと | おすすめの形式 |
|---|---|
| 写真を軽く表示したい | WebP(またはJPEG) |
| 背景を透明にしたい | WebP、PNG、SVG |
| ロゴを、どの画面でもくっきり見せたい | SVG |
WebPについては、WebPとは?で解説しています。
4.よくある質問
ロゴのデータがPNGしかありません。
PNGでも使えます。ロゴを作った人やデザイナーに、元のデータ(SVGやAIなど)がないか聞いてみましょう。
SVGは、どのブラウザでも表示できますか?
今の主なブラウザでは、問題なく表示できます。
WordPressでSVGを使いたいです。
プラグインなどで受け付けるようにできますが、安全のため、信頼できるSVGだけを使うようにしましょう。
写真をSVGに変換できますか?
変換するツールはありますが、写真らしさが失われたり、容量が大きくなったりします。写真はWebPやJPEGが向いています。
5.まとめ
SVGは、線や形の計算式で表す、拡大してもぼやけない画像の形式です。
- ロゴ、アイコン、図形はSVG
- 写真はWebPやJPEG
- 背景を透明にしたいなら、WebP、PNG、SVG
- 外から入手したSVGは、信頼できるものだけを使う
まずは、ホームページのロゴがぼやけていないか、スマートフォンで拡大して確かめてみましょう。
画像の形式や、ロゴの表示で困っている場合は、浅草Web屋にご相談ください。