コンバージョン率(CVR)とは?改善方法を解説
ホームページの成果を考えるときに出てくる「コンバージョン率(CVR)」。
言葉は聞いたことがあっても、何を表す数字なのか、どう使えばよいのか分かりにくいものです。
この記事では、コンバージョン率とは何か、計算方法と、改善の進め方を解説します。
1.目的の行動をした人の割合
コンバージョンとは、ホームページで達成してほしい行動のことです。コンバージョン率(CVR)は、ホームページに来た人のうち、その行動をした人の割合を表します。
| ホームページ | コンバージョンの例 |
|---|---|
| 会社のホームページ | お問い合わせの送信、資料の請求 |
| お店のホームページ | 予約、電話をかける |
| ネットショップ | 商品の購入 |
計算は、次のとおりです。
コンバージョン率(%)= コンバージョンの数 ÷ 訪問の数(セッション)× 100
たとえば、1か月に1,000回の訪問があり、お問い合わせが10件あれば、コンバージョン率は1%です。
※訪問の数の代わりに、来た人の数(ユーザー)で割って計算することもあります。比べるときは、同じ計算のしかたにそろえましょう。
2.CVRを見るとよい理由
アクセス数だけを見ていると、ホームページが成果につながっているかは分かりません。アクセスが増えても、お問い合わせが増えていなければ、来た人が途中で離れている可能性があります。
コンバージョン率を見ると、来た人をどれだけ成果につなげられているかが分かります。アクセスを増やす前に、コンバージョン率を上げることで、同じアクセス数でも成果を増やせます。
コンバージョン率は、ホームページが来た人を成果につなげられているかを表す数字です。
3.測り方と、改善の進め方
GA4で測る
GA4では、お問い合わせの送信などを「キーイベント」として設定すると、その数を数えられます。お問い合わせの送信後に表示される「送信完了」のページが見られた回数を数える方法がよく使われます。
※GA4では、以前「コンバージョン」と呼ばれていた設定が、「キーイベント」という名前に変わっています。
改善の進め方
- 01今の数字を記録する
訪問の数、コンバージョンの数、コンバージョン率を、月ごとに記録します。
- 02離れている場所を探す
お問い合わせのページまで来ているのに送っていないのか、そもそもお問い合わせのページまで来ていないのかを確かめます。
- 031つずつ直す
ボタンの位置、料金の分かりやすさ、フォームの項目など、1つずつ直します。
- 04前と比べる
直したあとの数字を、前の数字と比べます。
見直すポイントの例
- お問い合わせへのボタンが見つけやすいか
- 料金や進め方が分かるか
- フォームの項目が多すぎないか
- スマートフォンで入力しやすいか
見直しのポイントは、ホームページからお問い合わせを増やす方法で詳しく紹介しています。
4.よくある質問
コンバージョン率は、何%あればよいですか?
業種や、ホームページの目的によって大きく違うため、決まった基準はありません。ほかと比べるより、自分のホームページの前の数字と比べましょう。
電話での問い合わせも数えられますか?
スマートフォンで電話番号が押された回数は、設定をすれば数えられます。実際に電話がつながったかまでは分かりません。
アクセスが少ないと、コンバージョン率は意味がありませんか?
数が少ないと、たまたまの影響で大きく変わります。少ないうちは、月ごとより、数か月まとめて見るとよいでしょう。
コンバージョンは、1つに決めないといけませんか?
いくつ設定してもかまいません。ただ、いちばん大切なもの(お問い合わせなど)を決めて、それを中心に見ると分かりやすくなります。
5.まとめ
コンバージョン率(CVR)は、ホームページに来た人のうち、お問い合わせなどの目的の行動をした人の割合です。
- コンバージョンの数 ÷ 訪問の数 × 100 で計算する
- GA4では、キーイベントを設定して数える
- どこで離れているかを探し、1つずつ直す
- ほかと比べるより、自分の前の数字と比べる
まずは、先月のお問い合わせの数と、訪問の数を書き出して、コンバージョン率を出してみましょう。GA4の使い方は、Google Analytics 4(GA4)とは?で解説しています。
お問い合わせの計測の設定や、改善の進め方で迷っている場合は、浅草Web屋にご相談ください。